SSブログ
前の10件 | -

牛乳パックを食器にしてみました 防災もSDGs

2DSC_3262.png

「NHKラジオ深夜便3月号 今すぐ始めよう自分で出来る防災術より」に紹介された「牛乳パックを食器に」というのを、実際に作ってみました。

水がままならない避難所では1回限りの使い捨てになりますが、確かにカッターやハサミで形を整えれば容器になります。角を使ったスプーンは、ご飯をすくえましたが、メッチャ食べにくかったです。救急以外には使いたくはないですね。

大昔、カップヌードルを野外で食べるのに、箸とかフォークとかなく、野外といっても街中なので、街路樹の枝を折って箸代わりに、とはいかなかったので、蓋を丸めて筒とか棒状にして。それでかろうじて麺をすくった経験がありますが・・・(笑)(泣)

今どき、牛乳パックをゴミ箱に捨てる方は少ないと思います。非常時に容器代わりにするのは、いいアイデアだと思います。平常時は、工作とかで楽しんで、その後、リサイクルに出すほうがいいカモですね。,それとも洗って何度か使うことも出来るかな?

今回、試しに使った牛乳パックはカレーライス容器にしたので、洗ってもどうかと思い捨てました。
ちなみに、納豆を食べた容器もリサイクルには出せないかも。
nice!(0)  コメント(0) 

福島県原子力防災ガイドブックから

img041.png
東日本大震災・原子力災害伝承館を訪問した際、いろいろなパンフレットいただいてきました。その中の「原子力防災ガイドブック」から、一般にも参考になる準備リストをアップします。
リストは何度もアップしていいかなと。なぜなら、じつは3日坊主状態で、きちんと一カ所に備えておくということはしていないものですので、自戒の意味です。
住居の敷地内に専用の小型物置でも据えて置くのが、本当はいいのではとは思いますが・・・。
そう思えば、町内でも、そんなものはまだ、準備されていません。するべきなんでしょうね・・・。
2img041.jpg
3img041.jpg
4img041.jpg
nice!(0)  コメント(0) 

安全運転も防災ですね(^_^)v

自動車保険を更新したら、契約会社の東京海上自動車さんからパンフレットが送られてきた。題して「運転力向上7つの習慣」。スティーブン・R・コヴィーの「7つの習慣」みたいだったので、シェアさせていただきます。
img036.jpg2img040 - コピー (2).jpgimg040.jpg
nice!(0)  コメント(0) 

南陽市自主防災組織連絡協議会 令和4年度防災研修会

DSC_1773.JPG
img821.jpg
令和5年1月22日日曜日 シェルターなんようホールにて
現在の住まいの近くにも断層があって、直下型地震がないとは限らないという。
どれ、自分の住まいの周囲を眺めて、避難など対策マップでも作ってみようかな。
それに、我が家に水の備蓄をどうしようか、考えてみようかな?
nice!(0)  コメント(0) 

令和4年度山形県地域防災スキルアップ研修会 1/21 [#防災]

DSC_1771.JPG
img819.jpgimg820.jpg

今日は「令和4年度山形県地域防災スキルアップ研修会」に出席。数年前に、講義を聴いて試験を受けた山形県庁の講堂を会場に講演やちょっとしたワークショップをしてきました。
・・・すると、なんとスキルアップの修了証書が授与されました。おもしろいことをしますねー。福祉のほうでも、数時間、講義を受講したら修了書みたいなのもらったことがありますが、こちらも(笑)

nice!(0)  コメント(0) 

プラスチックゴミ対策、そして資源の循環する世界の構築を [#防災]

img815.jpg

政治、行政、技術のみなさん プラスチック(石油加工品)の循環使用の仕組みを構築してください! 資本家のみなさん、開発や構築に投資してください。一般人の私たちは、努めてゴミを回収しましょう。


あらゆる資源は循環させて使用しなければ、たとえ枯渇することがなくても、環境が汚染されてしまいます。

プラスチックのゴミを回収しても、埋めても元には戻らず、埋める場所探しがむずかしくなります。焼却すれば気象温暖化が進み、巨大台風や竜巻の多発化、大雨か日照りかの極端化などが起きます。

やはり再使用のできる仕組みが必要です。それは少しずつ進んでいますが、いまだに、圧倒的に埋めるか焼却するかが現状です。

原子力発電のゴミは、電気事業連合会のホームページを見ると、地下300メートルより深いところに埋める「地層処理」をするのだそうですが、この際、プラスチックゴミも、ぜひ、いっしょにそのくらいのところに埋めてもらいたいものです。
もう、海に流してはいけません!

山形県新庄市に食用コオロギを人工繁殖させて粉末にする工場があるようです。それは、近い将来、穀物や食肉が手に入りにくい気象状況になることを見越しているかだと思われます。

でも、わたしはできるだけ、これまで食べていた食物を食べたい。

牛、豚、鶏、魚、米、小麦、そばを終生食べたいです!

それには気象を安定させ、海の豊かさを守っておきたい。

残念ながら、私には、解決する技術を持ちあわせてはいません。

私にできることは、家庭のゴミを分別して出すこと、ゴミ拾いをすることぐらいです。

そのゴミがリサイクルできるように、その世界におられる方たちに構築することを懇願します。

プラスチックは代替品ができるまでは、なくてはならないものです。
プラスチックはできるだけ使わないように、といっても、節約できることは微々たるものです。

電気も同様です。電気もプラスチックも生活に欠かせないものです。だから、循環(リサイクル)させるか、代替品の開発をするしかないのです。

開発は技術者に任せるとして、一般人の私たちにできることはなんでしょう?

日没とともに就寝し、日の出とともに起床する生活でしょうか?
プラスチックの代わりに草や木の繊維を使いますか?
時計も電話も街角の公共のものを使いますか?
マイカーをやめて、電車、バス、タクシーに切り替えますか?

私の子どもの頃は、まだ、そんな生活だったと思いますが・・・。

いつのまにか、個々人は情報を得るのに重装備になってきました。

ある部分は昔に戻ってもいいとは思いますが、ある部分は避けたいと思うのです。

現段階まで確立した生活レベルを維持するには、やはり循環するしかないのではと思われるのです。

nice!(0)  コメント(0) 

防災手帳ダウンロード [#防災]

NHK仙台放送局のホームページに「車の防災手帳」「命を守ろう! ポケット防災手帳」がダウンロード、プリントできるようになっているのに気づきました。「手帳」というには大げさな合せて4枚の覚え書きです。防災ネットに繋がるQRコードや車を放置せざるを得ないときのために「この車の所有者」として名前、連絡先を書いておけるようになっています。ちょっと小さいので、別にA4の紙にでもマジックで書いたものを用意した方がいいとは思います。
また、自分のスマホを失った場合、電池切れなどの場合は、公衆電話で連絡することになるわけですが、私たちは自分の家族のスマホ番号さえ覚えていないはずです。この手帳にこの際、メモっておきましょう。・・・そんな機会を与える「手帳」です。
https://www.nhk.or.jp/sendai/bousai_link/
img009.jpg
img010.jpg
img008.jpg
img007.jpg
nice!(0)  コメント(0) 

プラスチックが堆積する地層を作る現代<人新世じんしんせい>

図解でわかる 14歳からのプラスチックと環境問題

2019/11/22
インフォビジュアル研究所 (著)
太田出版
1500円


もう、何年前になるか、10年は経ってしまったか。テレビなどの映像で、動物たちが餌と誤ってビニールの袋などを飲み込み苦しんでいる様子、プラスチックバケツに顔を突っ込んで取れずに苦しんでいる様子、プラスチック編みに絡まれ、ボロボロになって死んでいる様子・・・が映し出されていた。

その時はまだ、苦しんでいる動物を見つけたら救助しよう、保護しようという程度の思いしか浮かばなかった。

ところが現在は、プラスチック問題はもはやそんな次元ではないことが知らされるところとなってきている。

人類は、自らの人類の英知として誇らしく思っていた発明品に、次々と逆襲されてきている事態になっている。

人類の知恵のなんとこざかしいことか。

船底にフジツボなどが付着すれば速度が落ち、燃費が悪くなる。そこで、生物の付着しない塗料が開発された。それは、私が中学生の頃だ。
ところが、その塗料が、塗料に使用されている化学物質が悪さをすることに気づいたのは数十年後のことである。

沿岸の生物の中に、オスが中性化しているものがあることが観察された。その原因が、船底に塗布している塗料によるものだった。生物の性を攪乱する化学ホルモンの働きをしていたのだ。

キュリー夫人の献身的な働きによって放射能の存在が認識されるようになり、レントゲン撮影ができるようになり、医学に貢献した。だが、やがて核兵器が生み出され。人類存亡の危機に立たされるようになった。

1950年代頃から急速に普及してきたプラスチックも、人類の英知が生み出した栄光の発明品のはずが、今では人類の存亡に迫るものとなっている。

プラスチック(レジ袋も不織布のマスクも)は石油から作られている。石油がなくなればリサイクルして再加工していくほかない。レアメタルはすでに再加工の段階に入っているのだろうし、今後は、どんどん、いろんな物質が再加工されていくのだろう。プラスチックも人類が滅ぶ前に、リサイクルの波にのるようであればいいなあと思う。


さて、本書から、これは、と思うことを書き抜いてみよう。

プラスチックは川から海へ流出し、すでに1億5000万トンが海に。そして年間800万トンが海に流出し続けている。

「近い将来プラごみが魚の量を上回る」 他の本では、すでに上回っているとされていた。

中国ではプラごみを輸入して加工していたが、2018年に禁止。輸出国は、自分の国での処理に迫られている。

(レジ袋規制なんて、私は甘いと思う。ストローやペットボトル、発泡スチロール容器の使用も規制しなければ。
でも、会社帰りにスーパーに立ち寄っていた人たちには、とても不便なことになる。
私が思う、そんな規制よりも、再加工業を盛り上げるべきだと思う。中国に加工を押しつけていたのが、いまや叶わなくなった。国内でのリサイクルプラントを人類存続のミッションを抱いて本気で建設していくときだと思う。)

リサイクルのキーワード「解重合(かいじゅうごう)」
ペットボトルは作られたときの手順を逆にすれば分解する。分子を結びつけた「重合」を解けば分解する。

かつて、プラスチックを燃やすとダイオキシンが発生するとされてきました。けれども、そうじゃないし、しかも、周辺の条件によってそうなりそうなのだが、完全燃焼すれば解決する。日本は技術的に克服した。

プラスチックは炭素と水素でできているので、燃やせば、二酸化炭素と水が発生するだけ。
でも、ゴミにはいろんなものが混在している。ポリ塩化ビニルの塩化が、塩素としてダイオキシン発生につなげる。プラスチック自体には罪はないが、付属するものが原因となる。そしてプラごみにはそれらが付属しやすい。結局、「プラごみを燃やすとダイオキシンが発生する」というような現象が起きる。

これは日本は技術的に解決。

<プラスチックスープの海>
河川から流出したプラごみによって、海は化学物質のスープと化す。
PCB BPA(ビスフェノールA) DDT(ジクロロジフェニルトリクロロエタン) NP(ノニルフェノール) これら有害物質によって海は汚されている。

日本で行われている3つのリサイクル
1,マテリアルリサイクル 物理的に再加工
2.ケミカルリサイクル  薬品を使ってモノマーに戻す
3.サーマルリサイクル  燃料にする  日本をこの加工、利用が多い

<リサイクルから脱プラスチック>
プラスチックのなかった時代の暮らし方を戻す

豆腐は鍋を持って買いに行った
魚や肉、おにぎりは木を薄く切ったもの・・・経木(きょうぎ)に包んだ。
3Rから4RHE
1.リヒューズ(断る、使わない)
2.リデュース(減らす)
3.リユース(再利用)
4.リサイクル(再生利用)

<ゼロ・ウェイスト運動>
徳島県上勝町 2003年宣言 プラスチックを家庭に入れない
ゴミを燃やさない、埋めない、資源化できないゴミを出さない。
プラごみも加工すれば蘇る
量り売りショップ
容器持参でプラ包装ゼロ

<人新世アントロポセン>
地層がプラスチックの堆積した地層
現代はこの地層を形成している時代。
図解でわかる 14歳からのプラスチックと環境問題

2019/11/22
インフォビジュアル研究所 (著)
太田出版
1500円


もう、何年前になるか、10年は経ってしまったか。テレビなどの映像で、動物たちが餌と誤ってビニールの袋などを飲み込み苦しんでいる様子、プラスチックバケツに顔を突っ込んで取れずに苦しんでいる様子、プラスチック編みに絡まれ、ボロボロになって死んでいる様子・・・が映し出されていた。

その時はまだ、苦しんでいる動物を見つけたら救助しよう、保護しようという程度の思いしか浮かばなかった。

ところが現在は、プラスチック問題はもはやそんな次元ではないことが知らされるところとなってきている。

人類は、自らの人類の英知として誇らしく思っていた発明品に、次々と逆襲されてきている事態になっている。

人類の知恵のなんとこざかしいことか。

船底にフジツボなどが付着すれば速度が落ち、燃費が悪くなる。そこで、生物の付着しない塗料が開発された。それは、私が中学生の頃だ。
ところが、その塗料が、塗料に使用されている化学物質が悪さをすることに気づいたのは数十年後のことである。

沿岸の生物の中に、オスが中性化しているものがあることが観察された。その原因が、船底に塗布している塗料によるものだった。生物の性を攪乱する化学ホルモンの働きをしていたのだ。

キュリー夫人の献身的な働きによって放射能の存在が認識されるようになり、レントゲン撮影ができるようになり、医学に貢献した。だが、やがて核兵器が生み出され。人類存亡の危機に立たされるようになった。

1950年代頃から急速に普及してきたプラスチックも、人類の英知が生み出した栄光の発明品のはずが、今では人類の存亡に迫るものとなっている。

プラスチック(レジ袋も不織布のマスクも)は石油から作られている。石油がなくなればリサイクルして再加工していくほかない。レアメタルはすでに再加工の段階に入っているのだろうし、今後は、どんどん、いろんな物質が再加工されていくのだろう。プラスチックも人類が滅ぶ前に、リサイクルの波にのるようであればいいなあと思う。


さて、本書から、これは、と思うことを書き抜いてみよう。

プラスチックは川から海へ流出し、すでに1億5000万トンが海に。そして年間800万トンが海に流出し続けている。

「近い将来プラごみが魚の量を上回る」 他の本では、すでに上回っているとされていた。

中国ではプラごみを輸入して加工していたが、2018年に禁止。輸出国は、自分の国での処理に迫られている。

(レジ袋規制なんて、私は甘いと思う。ストローやペットボトル、発泡スチロール容器の使用も規制しなければ。
でも、会社帰りにスーパーに立ち寄っていた人たちには、とても不便なことになる。
私が思う、そんな規制よりも、再加工業を盛り上げるべきだと思う。中国に加工を押しつけていたのが、いまや叶わなくなった。国内でのリサイクルプラントを人類存続のミッションを抱いて本気で建設していくときだと思う。)

リサイクルのキーワード「解重合(かいじゅうごう)」
ペットボトルは作られたときの手順を逆にすれば分解する。分子を結びつけた「重合」を解けば分解する。

かつて、プラスチックを燃やすとダイオキシンが発生するとされてきました。けれども、そうじゃないし、しかも、周辺の条件によってそうなりそうなのだが、完全燃焼すれば解決する。日本は技術的に克服した。

プラスチックは炭素と水素でできているので、燃やせば、二酸化炭素と水が発生するだけ。
でも、ゴミにはいろんなものが混在している。ポリ塩化ビニルの塩化が、塩素としてダイオキシン発生につなげる。プラスチック自体には罪はないが、付属するものが原因となる。そしてプラごみにはそれらが付属しやすい。結局、「プラごみを燃やすとダイオキシンが発生する」というような現象が起きる。

これは日本は技術的に解決。

話題の「マイクロプラスチック」のことはほとんど取り上げられていなかった。まあ、それは他所で学ぶことにしよう。

<プラスチックスープの海>
河川から流出したプラごみによって、海は化学物質のスープと化す。
PCB BPA(ビスフェノールA) DDT(ジクロロジフェニルトリクロロエタン) NP(ノニルフェノール) これら有害物質によって海は汚されている。

日本で行われている3つのリサイクル
1,マテリアルリサイクル 物理的に再加工
2.ケミカルリサイクル  薬品を使ってモノマーに戻す
3.サーマルリサイクル  燃料にする  日本をこの加工、利用が多い

<リサイクルから脱プラスチック>
プラスチックのなかった時代の暮らし方を戻す

豆腐は鍋を持って買いに行った
魚や肉、おにぎりは木を薄く切ったもの・・・経木(きょうぎ)に包んだ。
3Rから4RHE
1.リヒューズ(断る、使わない)
2.リデュース(減らす)
3.リユース(再利用)
4.リサイクル(再生利用)

<ゼロ・ウェイスト運動>
徳島県上勝町 2003年宣言 プラスチックを家庭に入れない
ゴミを燃やさない、埋めない、資源化できないゴミを出さない。
プラごみも加工すれば蘇る
量り売りショップ
容器持参でプラ包装ゼロ

<人新世アントロポセン>
地層がプラスチックの堆積した地層
現代はこの地層を形成している時代。

図解でわかる 14歳からのプラスチックと環境問題

2019/11/22
インフォビジュアル研究所 (著)
太田出版
1500円


もう、何年前になるか、10年は経ってしまったか。テレビなどの映像で、動物たちが餌と誤ってビニールの袋などを飲み込み苦しんでいる様子、プラスチックバケツに顔を突っ込んで取れずに苦しんでいる様子、プラスチック編みに絡まれ、ボロボロになって死んでいる様子・・・が映し出されていた。

その時はまだ、苦しんでいる動物を見つけたら救助しよう、保護しようという程度の思いしか浮かばなかった。

ところが現在は、プラスチック問題はもはやそんな次元ではないことが知らされるところとなってきている。

人類は、自らの人類の英知として誇らしく思っていた発明品に、次々と逆襲されてきている事態になっている。

人類の知恵のなんとこざかしいことか。

船底にフジツボなどが付着すれば速度が落ち、燃費が悪くなる。そこで、生物の付着しない塗料が開発された。それは、私が中学生の頃だ。
ところが、その塗料が、塗料に使用されている化学物質が悪さをすることに気づいたのは数十年後のことである。

沿岸の生物の中に、オスが中性化しているものがあることが観察された。その原因が、船底に塗布している塗料によるものだった。生物の性を攪乱する化学ホルモンの働きをしていたのだ。

キュリー夫人の献身的な働きによって放射能の存在が認識されるようになり、レントゲン撮影ができるようになり、医学に貢献した。だが、やがて核兵器が生み出され。人類存亡の危機に立たされるようになった。

1950年代頃から急速に普及してきたプラスチックも、人類の英知が生み出した栄光の発明品のはずが、今では人類の存亡に迫るものとなっている。

プラスチック(レジ袋も不織布のマスクも)は石油から作られている。石油がなくなればリサイクルして再加工していくほかない。レアメタルはすでに再加工の段階に入っているのだろうし、今後は、どんどん、いろんな物質が再加工されていくのだろう。プラスチックも人類が滅ぶ前に、リサイクルの波にのるようであればいいなあと思う。


さて、本書から、これは、と思うことを書き抜いてみよう。

プラスチックは川から海へ流出し、すでに1億5000万トンが海に。そして年間800万トンが海に流出し続けている。

「近い将来プラごみが魚の量を上回る」 他の本では、すでに上回っているとされていた。

中国ではプラごみを輸入して加工していたが、2018年に禁止。輸出国は、自分の国での処理に迫られている。

(レジ袋規制なんて、私は甘いと思う。ストローやペットボトル、発泡スチロール容器の使用も規制しなければ。
でも、会社帰りにスーパーに立ち寄っていた人たちには、とても不便なことになる。
私が思う、そんな規制よりも、再加工業を盛り上げるべきだと思う。中国に加工を押しつけていたのが、いまや叶わなくなった。国内でのリサイクルプラントを人類存続のミッションを抱いて本気で建設していくときだと思う。)

リサイクルのキーワード「解重合(かいじゅうごう)」
ペットボトルは作られたときの手順を逆にすれば分解する。分子を結びつけた「重合」を解けば分解する。

かつて、プラスチックを燃やすとダイオキシンが発生するとされてきました。けれども、そうじゃないし、しかも、周辺の条件によってそうなりそうなのだが、完全燃焼すれば解決する。日本は技術的に克服した。

プラスチックは炭素と水素でできているので、燃やせば、二酸化炭素と水が発生するだけ。
でも、ゴミにはいろんなものが混在している。ポリ塩化ビニルの塩化が、塩素としてダイオキシン発生につなげる。プラスチック自体には罪はないが、付属するものが原因となる。そしてプラごみにはそれらが付属しやすい。結局、「プラごみを燃やすとダイオキシンが発生する」というような現象が起きる。

これは日本は技術的に解決。

<プラスチックスープの海>
河川から流出したプラごみによって、海は化学物質のスープと化す。
PCB BPA(ビスフェノールA) DDT(ジクロロジフェニルトリクロロエタン) NP(ノニルフェノール) これら有害物質によって海は汚されている。

日本で行われている3つのリサイクル
1,マテリアルリサイクル 物理的に再加工
2.ケミカルリサイクル  薬品を使ってモノマーに戻す
3.サーマルリサイクル  燃料にする  日本をこの加工、利用が多い

<リサイクルから脱プラスチック>
プラスチックのなかった時代の暮らし方を戻す

豆腐は鍋を持って買いに行った
魚や肉、おにぎりは木を薄く切ったもの・・・経木(きょうぎ)に包んだ。
3Rから4RHE
1.リヒューズ(断る、使わない)
2.リデュース(減らす)
3.リユース(再利用)
4.リサイクル(再生利用)

<ゼロ・ウェイスト運動>
徳島県上勝町 2003年宣言 プラスチックを家庭に入れない
ゴミを燃やさない、埋めない、資源化できないゴミを出さない。
プラごみも加工すれば蘇る
量り売りショップ
容器持参でプラ包装ゼロ

<人新世アントロポセン>
地層がプラスチックの堆積した地層
現代はこの地層を形成している時代。
img815.jpg
nice!(0)  コメント(0) 

火事も防災の大きな課題だ

たった今、我が家から数軒先で火事がありました。私が気づいたのはサイレンが家の前で止まったからです。10時30頃でした。表に出てみると、ご近所の方の家が燃えています! 幸い、類焼はそれほどではなく、痛ましい犠牲もなく、よかったです。

反省点としては、消防車のホースがわずか1本だけだったことです。延長ホースをつないでやっと1本。迎えの家の方が、家庭用のホースで放水しましたが、頼りないものです。

我が家は暖房に石油ストーブを使っています。
我が家を新築するとき、建築家から電化を打診されましたが、わたしは低所得者なので、昔ながらの石油ストーブでがんばるといったのです。だから、火事には敏感にならないとと思います。
DSC_16762.jpg
nice!(0)  コメント(0) 

安全保障を考える  南陽市市民サロン 国防も防災

「安全保障を考える~防衛省勤務の経験から~」 講師:黒江哲朗氏

以下、正しいレポートではなく、話を聞いて抱いた私の感情も含まれています。

講師は南陽市宮内由来の方。山形市出身。本家の宮内の歯科黒江太郎先生はアララギ派の歌人であり、歯科医。私は小学生の頃は、散々、通院した。母と知り合いなので、泣きべそかきながら医院を出ると、2階の診察室から見送ってくださったものだ。その黒江家を本家とする方だ。
南陽市のえくぼプラザ(中央公民館)にて開催。

防衛省の官僚(事務次官)。特別な見解を述べたわけでなく、教科書のような説明だった。
一番面白かったのは、自分が防衛省に入省することを知った父親が怒ったこと。
「自分が自衛隊に入隊して身を粉にするのならまだ分かるが、人を戦地に送るような職に就くとは!」そして勘当されてしまい、結婚式にも来てくれなかったという。このお父さんこそ、素晴らしい!


話題は当然、ロシア、中国、北朝鮮。終わって帰宅途中に気づいたのだが、韓国のことも語って欲しかったな。少しは語っていただいたような気がする。韓国は同盟国として大切にしなければということはかたられた気がします。
でも、韓国軍と自衛隊ってレーザー照射事件があって、仲の悪さが周知のことになっている。

ロシアは大国意識が過剰にあって、ウクライナと同様、日本も隣国として用心していなければならない。やはりアメリカとの同盟が重要。
「専守防衛」は世界の常識。ただ、北朝鮮のミサイルに対しては、敵基地を叩く必要がある。専守防衛と矛盾しないが、日本はできないので、アメリカ軍に頼むしかなく、アメリカを動かすためには日本の本気度を示さねばなられない。
「台湾有事」は「日本有事」台湾を守ろうとするアメリカは沖縄から出撃する。当然、中国の照準は日本にも向けられるはず。
尖閣諸島。日に日に圧力は高まっている。
「まったく暗い話ばかりで済みません」というが、国防はそういう話になるだろう。

img812.jpg
nice!(0)  コメント(0) 
前の10件 | -