SSブログ

マイクロプラスティックの海洋汚染でとどまらないプラスティックの害

2021.9.24
脱プラスティック 編:レイチェル・サルト ナショナルジオグラフィック別冊

〈おぼえがき〉
コロナ・ウィルス対策のマスクとしては不織布製がが効果的といわれているが、原料は化学繊維でできている。化学繊維とはポリプロピレン、ポリエステル等のプラスティックでできている。石油製品なのだ。脱プラスティック、脱石油の運動の観点からは推奨できないものということになる。

マイクロプラスティックの害
海洋生物たちが誤植してしまう。植物の光合成を阻む。汚染物質を吸着して汚染・感染を拡大させる。

プラスティック製造の制限は・・・
ごみの元を絶つ。温暖化の元を抑制する。健康被害の元を絶つ。ということになる。

2050年には、海には魚よりプラスティックが多くなっている。

生分解性プラスティックは必ずしも分解しない。バイオマス、生物資源例えばトウモロコシで作られたプラスティックは微生物によってやがて水と二酸化炭素に分解する、といわれているが、簡単には分解しない。代替プラスティックを開発促進する必要がある。

日常生活に潜むマイクロプラスティック
「ティーバッグ」 接着剤がプラスティック
1袋にマイクロプラスティックが訳116億個。人体に摂取される。
ナノプラスティックは約31億個。死ぬほどではないが、劣化・機能低下の恐れあり

「食塩」1㎏に681個のマイクロプラスティック(化学繊維等)の粒子が混入している。

プラスティックごみの対策としては
徹底したりリサイクル  ごみの出ない共同体(町)づくり

徹底した清掃・処理  焼却処理はあまり勧められないが、現在はこの方法が現実的
プラスティックゴミ処理には、焼却か、埋め立て、リサイクルがある。
リサイクルには、ナードルにするというやり方がある。ナードルとはプラスティック素材のことだが、マイクロプラスティックの元になりがちで危険。リサイクル製品を作るのに便利な素材化したものだが、拡散しやすい。

対策 5つのR
リデュース 減らす
リユース 繰り返し使う
リフェーズ 断る(マイストローを携帯する)
リペア 修理する
リシンク 考え直す プラスティックアートの材料にするなど
リサイクル リサイクル促進のためのブルーボックスの普及
プラスティック製造にはリサイクル施設を合わせて設置するようにする

台湾のリサイクルシステムを学ぶ
リサイクルは個人でできること、自治体・企業ができることを分それぞれ推進する

ナードルは海洋汚染物になっているのが現状
合成ガス化する 川崎市で実施中? 水素と一酸化炭素に分解する

nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。