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内陸部のゴミも海洋ゴミとなる

海洋の国日本の海を守ろう!

*内陸部のゴミも河川を通って海浜のゴミとなる
*海浜で細かくなったゴミを拾うことよりも、ゴミの元のところで大きなゴミを回収したほうがコスパはよい
*地元のゴミを拾うことが大切ですよね

*そして、コロナ禍では、集団よりも、1人でやる回収作業が適切だと思われる


11月17日(水)「未来スイッチ」「海ゴミのない未来へ!」
山陽学園中学校・高校(岡山県岡山市)地歴部(2020.6月)の取り組み

海に捨てられた家電などのゴミの中に食べる魚が住んでいる。

月に一度の野外活動でゴミ拾い、ゴミの分析
浅口市寄島漁港から香川県手島の浜

浜のゴミに「漂着ゴミ」。軽いプラスティック系ゴミが多い。プラスティックは紫外線に当たってもろくなり、砕かれてマイクロプラスチックになっている。

浜のプラスティックゴミを拾う活動をしている。
回収したゴミの分類をしている。
「ゴミの種類」「製造日」「賞味期限」「製造・販売場所」

ゴミの発生元をゴミから調査 岡山県の高梁川から流れ着く
高梁川河口から40キロ先の新見市、新庄村からのゴミもある。海から離れた内陸部のゴミも皮を伝って海洋ゴミとなる。


〈私・野原ネルの意見〉
浜に漂着した細かいゴミを拾うよりも、内陸部の初期のゴミの方が大きく拾いやすい。ゴミ回収のコストは、ゴミ発生のより近いところのゴミを回収したほうがコスパはいい。
別の仮説。内陸部のゴミ全部が海洋に出るわけではないとすると、海浜のゴミを拾うことがコスパに良いのではないか?
いつ、どれだけ海浜まで到達するか分からない内陸部のゴミの回収よりも、喫緊の問題解決のためには、やはり海浜のゴミを回収する方がコスパはいいのではないか?

ゴミ拾いの優先する場所としては、やはり海浜のゴミの回収作業になる。
ただ、将来の予防としては、内陸部のゴミも早期の段階で回収することも必要だ。
より、コスパを考慮すると、海に近い住民は海浜のゴミを回収し、内陸部に住む住民は内陸部のゴミを回収するといった、全住民による地元のゴミを回収する作業が最も適切な行動だといえる。

海から遠い南陽市の住民も海洋ゴミを発生させない予防行為として、地元のゴミを回収するのが効率の良い作業といえる。気分転換には場所を変え、ときには海浜での作業もあってよいと思われる。

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マイクロプラスティックの海洋汚染でとどまらないプラスティックの害

2021.9.24
脱プラスティック 編:レイチェル・サルト ナショナルジオグラフィック別冊

〈おぼえがき〉
コロナ・ウィルス対策のマスクとしては不織布製がが効果的といわれているが、原料は化学繊維でできている。化学繊維とはポリプロピレン、ポリエステル等のプラスティックでできている。石油製品なのだ。脱プラスティック、脱石油の運動の観点からは推奨できないものということになる。

マイクロプラスティックの害
海洋生物たちが誤植してしまう。植物の光合成を阻む。汚染物質を吸着して汚染・感染を拡大させる。

プラスティック製造の制限は・・・
ごみの元を絶つ。温暖化の元を抑制する。健康被害の元を絶つ。ということになる。

2050年には、海には魚よりプラスティックが多くなっている。

生分解性プラスティックは必ずしも分解しない。バイオマス、生物資源例えばトウモロコシで作られたプラスティックは微生物によってやがて水と二酸化炭素に分解する、といわれているが、簡単には分解しない。代替プラスティックを開発促進する必要がある。

日常生活に潜むマイクロプラスティック
「ティーバッグ」 接着剤がプラスティック
1袋にマイクロプラスティックが訳116億個。人体に摂取される。
ナノプラスティックは約31億個。死ぬほどではないが、劣化・機能低下の恐れあり

「食塩」1㎏に681個のマイクロプラスティック(化学繊維等)の粒子が混入している。

プラスティックごみの対策としては
徹底したりリサイクル  ごみの出ない共同体(町)づくり

徹底した清掃・処理  焼却処理はあまり勧められないが、現在はこの方法が現実的
プラスティックゴミ処理には、焼却か、埋め立て、リサイクルがある。
リサイクルには、ナードルにするというやり方がある。ナードルとはプラスティック素材のことだが、マイクロプラスティックの元になりがちで危険。リサイクル製品を作るのに便利な素材化したものだが、拡散しやすい。

対策 5つのR
リデュース 減らす
リユース 繰り返し使う
リフェーズ 断る(マイストローを携帯する)
リペア 修理する
リシンク 考え直す プラスティックアートの材料にするなど
リサイクル リサイクル促進のためのブルーボックスの普及
プラスティック製造にはリサイクル施設を合わせて設置するようにする

台湾のリサイクルシステムを学ぶ
リサイクルは個人でできること、自治体・企業ができることを分それぞれ推進する

ナードルは海洋汚染物になっているのが現状
合成ガス化する 川崎市で実施中? 水素と一酸化炭素に分解する

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